からだの声に耳を傾ける
そう聞くと、不思議な感じがするかもしれません。
でも、からだは小さな悲鳴をあげていて、そのお悩みは人それぞれ違います。
だからこそ、今の私にできる精一杯で、真心込めて向き合いたい――そんな想いを胸に、施術に向かっています。
「どうしたら喜んでもらえるかな?」と考える時間は、私にとっても幸せなひとときです。
お客様のことを想いながら、触れる手に意識を集中させる時間は、まるで呼吸を整えるような感覚です。
ひとつひとつ丁寧に身体の強ばりをほぐしていきますが、なかなか取れないコリや緊張もあります。
そこでホットストーンを取り入れてみたのですが…驚くほどあっという間に緩むんです。
じんわり温かく、身体の奥から力が抜けていく感覚に、思わずちょっと切なくなるくらい。
「もっと早く使えば、お客様ももっと楽になったのに…」
そう思う反面、そのあまりの効果に、つい半笑いになってしまった自分もいます。
手は最高の施術道具だと思っています。
だからこそオールハンドにはどうしてもこだわってしまう。
けれど、お客様の悩みが少しでも早く解消され、心と身体が軽くなるなら、
良いと感じたものは取り入れていく柔軟さも大切だと考えています。
おひとりおひとりの症状は似ているようで全く違います。
だからこそ、ひとつひとつ丁寧に滞りを取り除いていくことが、回復への近道のような気がします。
そして、心も身体も軽くなったお客様が笑顔でお帰りになる瞬間――
それが私にとっての喜びです。